プロポーズ大作戦 第三話 レビュー

長澤まさみ演じる礼の結婚相手・多田と礼や山下智久演じる健たちとの過去が明らかになった。

黙々と授業を行うだけの多田は最初は生徒たちから好かれていなかった。というより,関心を持たれていなかったのだ。それが長澤まさみ演じる礼だけは多田のことが好きだった?いやいや,そんなことはない。礼も他の生徒と同じく,多田のことはあまり良く思っていなかった。

多田の教育自習が終わる日に花束を贈るか贈らないかと書かれた紙が回されるが,ほとんどの生徒が「No」。山下智久演じる健も長澤まさみ演じる礼も「No」だった。

それが何故多田の教育実習が終わり,さようならのときに山下智久演じる健は泣くほど別れを惜しんでいたのか?

実は長澤まさみ演じる礼を始めとする生徒たちと多田が打ち解けるきっかけを作ったのは山下智久健だったのだ。つまり,健は礼と多田の愛のキューピッドということになる。皮肉なものだとしみじみ感じた。

過去に戻った山下智久演じる健は,そのことに気づきそのきっかけをなくそうとする。

席替えをすることになり、男女交代でそれぞれ好きな席を選ぶという方法がとられた。礼が前と同じ席を選ぶということがわかっていた健はもちろん礼の隣の席に座りたい。だけど,すぐにそこの席を選らぶことができず、迷う。そして結局,幹雄がとっておいてくれた席に座ってしまう…。素直に礼の隣に座ればいいものの,それができない健は本当に不器用なのだ。

ゴミ捨て場でばったり会い,多田と二人で話すことになった山下智久演じる健。ここで多田に聞かれる。「僕もあだ名で呼ばれているのかな?」と。だが,多田にあだ名はなかった。聞くと,多田はあだ名で呼ばれたことが一度しかなく,あだ名というものに憧れを抱いているらし。礼から「ケンゾー」と呼ばれている健のこともうらやましく思っていることがわかる。

そういえば…と,思い出した。私が小学生の頃,一時期あだ名が流行った。そんな流行ができる前からあだ名で呼ばれていた子もいたが,普通に名前に「ちゃん」付けで呼ばれていた子にもあだ名がつけられたのだ。大人になるにつれてあだ名で呼ぶより名前を呼び捨てにする方が仲がいいように感じ出し,次第にあだ名は消滅していき、気づけばほとんどの子が名前で呼び合うようになったのだが。何故あのときはあんなにもあだ名というものにこだわったのか,今ではわからない。だけど,あだ名で呼ばれると親近感が沸くのは確かだ。社会に出ると苗字で呼ばれるようになるのが一般的だが,あだ名で呼び合っているのを見ると仲がいいんだなという印象を受ける。一度だけあだ名で呼ばれたことのあるという多田。そのときはどんなに嬉しかったことだろう。

多田と話した後,礼の隣に席を移してもらう健。その理由が目が悪く,黒板がよく見えないから。でも礼には嘘がバレバレだった。「両目2.0なのが取り柄なくせに」と言う礼も,健が隣にきた嬉しさを隠しきれてはいなかった。

そして健はもう一度,「多田に花束を贈るか贈らないか?」のアンケートを回した。前回のアンケートでは「No」が圧倒的に多かったのにも関わらず,今回は多くの生徒が「YES」。その理由は紙の裏にあった。そこには多田が生徒のことを一生懸命覚えるために,それぞれの特徴をが書いた座席表があったのだ。この座席表こそ,6年前にも多田とみんなが打ち解けるきっかけになったものだった。

その座席表を礼に見せることで礼が多田に好感を抱いてしまうことを知りながらも,そういう行動に出た健。決して賢くはないかもしれない。だけど,その不器用さが健のいいところでもあるのだ。このシーンで,私はますます健に好感を持った。

多田がみんなと打ち解けるようになった出来事はこれでわかった。だけど,教育実習を終えて学校を去った多田と礼は,いつどこで,そして何故再会を果たし結ばれることになったのか?

プロポーズ大作戦。今後の展開にも目が離せない。

次回にプロポーズ大作戦は5月8日の放送です。



×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。